
Case Study
厚生労働省「キラリと光る取り組み賞」受賞事例
株式会社協和工業
- 企業名
- 株式会社協和工業
- 所在地
- 秋田県にかほ市象潟町字源蔵潟1番地16
TEL.0184-43-2211 / FAX.0184-43-4564 - 業種
- 精密板金プレス加工業
情報関連機器・金融関連機器・産業装置・工作機械・健康関連機器の板金部分及び筐体 - 導入システム
- 生産管理システムSpeedy-i、生産スケジュールシステムEasyPlanner、視える化システム、出退勤システム
生産性向上と働きやすい職場づくりの両立で厚生労働省から表彰
この表彰事業は、企業における「生産性向上」と「魅力的な職場づくり(離職者が少ない)」の両方の取り組みを促進するため実施しているものです。第3回となる今回は、全国45の企業から応募があり、審査委員会での審査の結果、「最優秀賞」(厚生労働大臣賞)に3社、「優秀賞」(職業安定局長賞)に3社、「キラリと光る取り組み賞」(職業安定局長賞)に7社の計13社が選定されました。「キラリと光る取り組み賞」の7社のうちの1社に弊社システムユーザーの協和工業様が受賞しました。受賞にあたり弊社より導入して頂いたシステムがどのように貢献したかを、須藤社長様、早坂工場長様、小田原係長様、そして申請に尽力された佐藤部長様、須藤常務様にお話を伺いました。
インタビュー: 須藤社長様、早坂工場長様、小田原係長様、佐藤部長様、須藤常務様
Interview
「キラリと光る取り組み賞」受賞インタビュー
Q.受賞おめでとうございます。率直な感想をお聞かせください
須藤社長様
正直なところ受賞と聞いて驚きました。厚生労働省の全国レベルの公募だったので、なぜうちの会社が?と感じました。もともとは新聞に「働きやすく生産性の高い企業」の公募の記事が載っていたのを見て、軽い気持ちで佐藤部長へ「応募してみたら?」といったのがきっかけでした。受賞したことで採用活動にプラスの効果が出ればと思っております。



Q.申請手続きはいかがでしたか?
佐藤部長様
応募にあたり申請手続きを行ったんですが、労務関係のデータ集計や申請の為の作文など、通常業務と並行しての申請手続きは大変でしたね(笑)。トップシステムプロダクツさんのシステムを入れて残業時間が削減されたことは大変うれしかったですね。私は導入前の打ち合わせの席にはあまり参加していませんでしたが、システムを使うことによって効果が出ればいいなと思っていたくらいなので、残業時間が削減されたことは本当にうれしかったです。

Q.システムの効果についてお聞かせください
須藤常務様
作文には本当に苦労しましたね(笑)。今回の受賞のポイントとしてトップシステムプロダクツさんより導入したシステムの効果もあると思います。システムで工程負荷や外注先への発注日等が明確になって、残業時間が減っているのがデータとして見ることができました。

Q.厚生労働省の受賞ポイントには「生産スケジュールシステムの導入により労働時間の削減・効率化に成功、生産性が向上」とあります。導入いただいているシステムはどのように貢献しましたか?
早坂工場長様
残業時間が減ったということにあります。なぜかというと、Speedy-i、EasyPlanner、視える化システムを使うことで、各グループ、工程ごとの今やるべき作業が明確になりました。そして、いつ誰が何をやるのか、仕事量がどのくらいあるのかを各作業者が把握することができ、優先度をつけ作業することができます。無理に今日作業しなくても明日以降でも間に合うもの、今日中にやるものなど、具体的な判断ができるようになり残業時間の削減に貢献していると思います。今まではきたものを片っ端から現場へ流して、やれるものは残業してでもやっておこうというやり方だったのですが、システム(EasyPlanner、視える化システム)を使うことで作業するものが明確になったおかげで、残業時間と労務費を削減できています。




Q.システムが軌道にのるまで苦労されたことはありましたか?
早坂工場長様
生産管理システムSpeedy-iに登録された製品1つ1つの情報をもとに指示していくので、そのデータづくりの土台となる、作業者によるシステムへの作業開始/終了登録を浸透させるのには時間がかかりました。どうしても現場は作業優先にするため、登録が洩れてしまうことが多々ありました。今は地道に登録の徹底をアナウンスし続けたことで9割は確実に登録できるようになりました。
Q.システムにおける今後の展望はありますか?
須藤社長様
生産スケジュールシステム(EasyPlanner)と視える化システムである程度の作業の優先度がわかるようになっていますが、その精度をもっと高めたいと思っています。現場は忙しい忙しいというので会社全体が忙しいと思っていましたが、実際にシステムを使って分かったのは、忙しい工程とそうでない工程のばらつきがあるということです。そのばらつきを、例えばAI機能を使って各工程の空きをまんべんなく埋めて計画できればいいなと思っています。それには、開始/終了登録から精度の高い工数を集計していかなければと思っています。さらに正確な原価を掴んでいき、得意先ごと、製品ごとの利益の追求をできるようにしていきたいと思っています。
Q.今後のトップシステムプロダクツに期待することはありますか?
小田原係長様
Speedy-i、EasyPlanner、視える化システム、出退勤システムを運用していますが、今後もトータルで運用しながらシステム全体を使ってもっと効果を出していけたらと思っています。そしてトップシステムプロダクツさんからは、更なる効果が得られるような今以上の提案を期待します。

Q.今後のトップシステムプロダクツに期待することはありますか?
早坂工場長様
この度新工場の増設と管理事務所の改装を行いまして、事務所と現場が別れている状況なので、距離感を感じさせない、リアルタイムに情報が伝わるようにしたいと思っています。管理事務所と現場の意思疎通を補えるような提案を期待します。



Q.今後のトップシステムプロダクツに期待することはありますか?
須藤社長様
今回出退勤システムを導入しましたが、当初提案頂いたときには正直、導入するかしないか迷いがありましたが、具体的な提案をいただいたことで導入を決めました。結果としてSpeedy-iとの連携で労務時間と作業工数の正確な集計ができるようになり、プラスな効果を得ることができました。これも納得のいく良い提案を頂いたからこそと思います。トップシステムプロダクツさんとは、長い付き合いでうちの業務内容も理解してもらって、もう知らないことがないような仲になっていると思います(笑)。どうすればうちの会社が発展するのか理解されていると思いますので、これからもいい提案を期待します。
Story
システム導入の効果
納期遅れが無くなり、お客様から高い評価をいただいています。
株式会社協和工業様(以下、協和工業様)は、精密板金加工を行っています。お客様の多様な要求に応えていくためには「社内の情報共有化が重要」と考え、弊社の生産管理システムの導入を積極的に進めてこられました。
従来の紙やExcelをベースにした管理体制では、情報伝達のミスや重複する情報等“ムダ”が発生するため、改善の一手として当社の生産管理システムを導入いただきました。その効果として「生産管理体制の確立」「情報の共有化」「非効率な作業の排除」を実現しています。今回は、さらなる効率化を図るため、既存システムのSpeedy LiteからSpeedy-iへバージョンアップすることとなりました。
当社の生産管理システムがもたらした効果について、代表取締役社長の須藤茂樹様からお話を伺いました。
Q.導入前のお悩みはどのようなことでしたか?
代表取締役社長 須藤茂樹様
当社は、お客様からご注文と一緒に図面を頂きます。扱う品目が非常に多く、10版にも及ぶ改版では、部署ごとに紙図面のコピーが必要で、あっという間に200枚、300枚になってしまいコストがかさんでいました。また、各受注品の進捗を把握するためには、現場に出向いて確認しなければならない状況でした。こうした状況は改善しなければとわかっていても、沢山の受注を抱えているなかでは、どこから手を打ったらよいかわかりませんでした。

Q.トップシステムプロダクツの生産管理システムを選んだ理由を教えてください。
代表取締役社長 須藤茂樹様
導入前の約13年前は、リピート品製造の際、作業者が違うとそれぞれの手順で作業し、品質のばらつきが発生していました。もちろん作り直しますが、これらは情報共有が不十分なため発生したムダな作業です。対策としては、当時の板金・プレス加工業界ではまだ珍しい作業手順のデータベース化で対応していました。しかし、そのデータベースは私が他の業務の合間に趣味的に作っていたもので、もっと効率よくできないものかと思っていました。そんなときにトップシステムプロダクツさんからダイレクトメールが届き、使っているデータベースを利用してどうにかできないかと相談の電話をしたのが始まりです。契約前に当社の課題や要望の提示に対して、一つひとつ検討し答えを導いてくれたので、これなら安心して任せてみようと思いました。システムは、部分的に導入していきました。最初は受注部門、次に工程管理と徐々に広げていったので、システム稼働による業務中断がなく、速やかに運用できました。
Q.効果が実感できたのは、どのようなことでしょうか?
代表取締役社長 須藤茂樹様
一つは、図面管理です。図面を電子ファイリングし、サーバーに置いたうえ作業指示と連動させています。現場の工作機械にはパソコンとモニターが取り付けられ、画面上の図面を見ながら作業を行い作業実績も登録できるようにしています。常に最新版の図面を確認しながら作業するので、ミスや不良を大幅に減らすことができました。またパソコン上で自由に注意点などを書き込みができるので、次回の作業がさらに効率よくできるようになります。もう一つは、納期遅れが無くなりました。進捗をパソコンの画面上で視覚的に把握できるので、遅れている製品、遅れそうな製品に対しすぐに対策が取れます。遅れそうな製品は、事前に得意先へ連絡し調整しています。おかげで得意先からは品質はもちろん、納期でも高い評価を頂いています。製品品質はISOで改善されましたが、納期遅れの改善は、Speedyを導入した効果が大きく、多品種少量生産に対応した短納期体制が確立できました。
Q.今後の改善や取り組みなどは?
代表取締役社長 須藤茂樹様
社内のシステム構築は進んできたと考えていますが、進歩に終わりはありません。ただ、いくら進んだシステムを導入していても、主役は人であることにかわりはありません。今後も、システムを活用することで、より効率的な運用を目指していきます。
トップシステムプロダクツの製品を活用していただくことで、協和工業様の業務運用へ少しでも貢献できるよう今後も支援させていただきます。ご協力ありがとうございました。
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